Macでアプリを終了できない場合の強制終了の方法

Macを使っていて、突然アプリがフリーズしたり、終了できなくなってしまった時どう対処すればいいのでしょうか?

例えば、Windowsから乗り換えたばかりの方なら「タスクマネージャみたいな機能ってないのかな?」と考えるでしょう。

そこで今回は、Mac版タスクマネージャのような機能も含めて、アプリが固まってしまったとき、終了させたくてもできない時の対処法として、強制終了の方法をご紹介します。

アプリが通常終了できない?

まずはいったん、「アプリを通常終了」させるやり方を改めて確認しましょう。

通常のアプリ終了の方法

アプリのウィンドウの左上、赤いボタンにカーソルを合わせるとバツ印が出てきます。

これをクリックしても、アプリのウィンドウが閉じるだけでアプリ自体は終了していません。

アプリを終了させるには、3通りのやり方があります。

メニューバーから終了

例として、iTunesを終了する場面で説明していきます。

 

まずはスタンダードにリンゴマークの横の、開いているアプリ名をクリックして「iTunesを終了」をクリックする方法です。

いたって普通ですね(*´-`)

ショートカットキーで終了

そして2つ目は、メニューバーから「iTunesを終了」の右にも表示されていますが、「command+Q」のショートカットキーを使う方法で、選択しているアプリ(最前面のアプリ)を一発で終了できます。

慣れたら、これが一番便利ですね。

dockから終了

そして3つ目は、dockから行う方法です。

終了したいアプリアイコン上で右クリックして「終了」をクリックします。

この3つの方法でアプリを終了できない場合、アプリの強制終了をしなければいけません。

できない時は強制終了しよう

アプリが何らかの原因でフリーズしてしまったり、通常の終了方法で終了できないなら、強制終了が必要です。

「強制終了」と聞くと「大丈夫なの?」と感じるかもしれないですが、アプリが反応しない時はこれで終了させるしかないので、固まったまま途方にくれるよりも、とりあえず強制終了してしまいましょう。

Macでアプリを強制終了する方法

先ほどのアプリの通常終了と同じく、メジャーなやり方として3つ方法がありますので見ていきましょう。

また、それでも強制終了できないアプリを終了させる方法として、少し高度な方法も2つご紹介します。

ショートカットキーを使って強制終了する

これはWindowsでいう「タスクマネージャ」から強制終了するような感じです。

 

「command+option+esc」の3つのキーを同時に押すと、画像の「アプリケーションの強制終了」が表示されます。

ここで終了できないアプリを選択して「強制終了」をクリックしましょう。

MEMO
キーの押し方ですが、どちらかというと「command+option」を押した状態で「esc」キーを追加で押すような感じでやるといいですね。

Appleメニューから強制終了する

これは先ほどのショートカットキーの組み合わせで表示される「アプリケーションの強制終了」を、リンゴマークから表示させるやり方です。

リンゴをクリックすると「強制終了」がありますので、それをクリックすると先ほどの「アプリケーションの強制終了」が表示されます。

そこからは、同じように終了させたいアプリを選択して「強制終了」をクリックしましょう。

dockから強制終了する

通常終了の時と同じように、dock上の対象アプリアイコン上で右クリックします。

コンテキストメニューが表示された状態で「option」キーを押すと、先ほどまで「終了」と表示されていたのが「強制終了」に変わりました。

そのまま「option」キーを押しながら「強制終了」をクリックする事で、アプリを強制終了する事ができます。

通常のアプリのフリーズなら、大抵はこれら3つの方法で強制終了する事ができますよ。

それでもできない時は、、、

上記3つの方法を使えば大体は強制終了できるのですが、それでもできない事があるみたいです。

その場合、ちょっと高度な?技があるのでそれを紹介します。

アクティビティモニタから強制終了

Mac上で実行中のプロセスを表示して、そのプロセスを管理したりするための「アクティビティモニタ」というものがあります。

ここから、アプリを強制終了してみましょう。

アクティビティモニタは、「command+スペース」でSpotlight検索を開き「アクティビティモニタ」と検索してもいいですし、Finderから「ユーティリティ」フォルダを開いてその中から開いてもいいです。

 

アクティビティモニタの中から、強制終了したいアプリを見つけましょう。

 

ここでは、iTunesを選択しています。

iTunesを選択したら、左上にあるバツ印をクリックしましょう。

 

すると「このプロセスを終了してもよろしいですか?」のポップアップが表示されるので、ここで「終了」をクリックすると、アプリを終了する事ができます。

ターミナルから強制終了

次は、ターミナルを使った方法です。

ちょっととっつきにくい方もいるかもしれませんが、使い方次第でマウスやトラックパッドで操作できないMacの機能を使うこともできるので、高度な使い方をするときは必要になってくるでしょう。

ここでも、普通にやっても強制終了できないアプリケーションを終了させるために使っていきます。

 

まずは、Spotlight検索で「ターミナル」と検索するか、先ほどのアクティビティモニタと同じようにFinderから「ユーティリティ」を開いた中にあるのでいずれかの方法でターミナルを開きましょう。

 

開いたら、ここに「top」と入力しEnterを押します。

 

すると、Macで実行中のプロセスがずらーっと表示されるので、終了させたいアプリの先頭にある数字をメモなりなんなりして覚えておきましょう。

次のコマンドで、実際にアプリを終了させるときに必要になります。

ここでは、iTunesを終了させるので「4438」になりますね。

数字を覚えた(メモった)ら、「q」のキーを押すと「top」のコマンドが終了してプロセスの一覧が消えます。

次は先ほどの数字を使ってアプリを強制終了させます。

ターミナルに「kill 4438」と入力して、Enterを押しましょう。

これで、iTunesを強制終了させる事が出来ますよ。

まとめ

アプリが固まってしまったとき、終了させたくてもできない時の対処法として、強制終了の方法をご紹介しました。

「アクティビティモニタ」と「ターミナル」も含めて5つの強制終了の方法がありましたね。

ターミナルは少し取っ付きにくいところもあるかもしれませんが、Macをより高度に使いこなすには必要になってきますので、思い出したらこの方法を試してみるのもいいかもしれませんよ。

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