Macのバッテリー寿命を長持ちさせる3つの方法について調べてみた

MacBookなどのノートブックタイプのMacには充電式のバッテリーが搭載されており、このバッテリーのお陰でMacをいつでもどこでも使う事ができます。

ただこのバッテリー、間違った使い方をすると寿命が短くなってしまう事をご存知ですか?

せっかく高いお金を出して手に入れたMac。間違った使い方でバッテリー寿命が短くなってしまったら悲しすぎますよね。

バッテリー寿命を長持ちさせる方法を調べると色々な情報が出てくるのですが、今回はその中でもネットでよく目にする3つの方法が本当なのかどうかを詳しく調べてみました。

Macのバッテリーには寿命がある

何かしらの充電式バッテリーを使用したことがある人はご存知かもしれませんが、充電式のバッテリーは永久に使えるものではありません。

寿命があるのです。

基本的に1000回しか充電できない

現在発売されているMacBook系のノートブックは充電回数1000回となっており、1000回充電するとバッテリーが寿命を迎えることになります。

この充電回数はMacのなかでキチンとカウントされており、バッテリーの寿命が来ると警告表示が出るようになっているんですね。

古いMacBookなどは充電回数が500回までとなっていましたので、現在のバッテリーはだいぶ寿命が延びたと言えるでしょう。

この「1000回」という充電回数は、1000回コンセントに繋いだら終わりというわけではなく、トータルの充放電量に応じてカウントされる仕組みになっています。

Apple公式より

https://www.apple.com/jp/batteries/why-lithium-ion/

例えば、フル充電の状態から50%までバッテリーを使ったとして、そこから100%まで充電した後、再びバッテリー残量が50%になった時に「1回の充電サイクル」とカウントされるのです。

充電回数の確認方法

「それじゃあ、私のMacは何回充電してるんだろう?」と気になりますよね。

あとどのぐらいで1000回の寿命が来るのか?

充電回数の確認は簡単にできます。

 

まずは、左上のリンゴマークをクリックして「このMacについて」をクリックしましょう。

 

表示された画面にある「システムレポート…」をクリックしましょう。

 

左カラムの「電源」を選択すると、バッテリー情報が表示されます。

この中の真ん中あたりに「充放電回数」という項目があるので、ここで何回充電しているかをチェックできますよ。

 

このMacの充放電回数は「48回」となっていますので、48回分の充電と放電(バッテリーを使う)を行ったことがわかりますね。

使い方次第では劣化が早まることも

1000回の充放電でバッテリーは寿命を迎えることはわかったと思います。

しかし、それ以外でも負荷を与えるような使い方をしていると、バッテリーが長持ちしないばかりか1000回充電する前にどんどん劣化してしまいます。

例えば、極端に寒いところや暑いところでMacを使用すると、バッテリー残量が長持ちしないだけでなくバッテリー寿命も短くなります。

他にもAppleのサイトでは、充電中はケースを外すことや長期保管の際にバッテリー残量を50%程度にしておくことが勧められています。

有名な長持ち方法を検証する

AppleのWebサイトにはバッテリーの性能を引き出すための方法が紹介されていますが、ネット上にはAppleのウェブサイトに書かれていない情報も色々と出回っているようです。

その中でもよく目にし、かつ私も気になっていた方法について、Appleに直接問い合わせをしてみました。

Apple公式のバッテリー寿命を長持ちさせる方法

バッテリー寿命を長持ちさせる方法について調べると特によく目にする3つの方法について、Appleサポートに直接真偽を確かめてみることにしたのですが、その前にAppleが公式にバッテリーの取り扱いについて説明しているので、そちらをご紹介します。

Apple公認の寿命を長持ちさせる方法

先ほども少し触れましたが、Appleのwebサイトに記載されているバッテリーの取り扱いについてご紹介します。

というか、噂の3つの方法についてAppleに問い合わせたところ「それよりも、まずはAppleのwebサイトにある下記の説明を読んでください。」といったニュアンスで諭されてしまいましたので先に書いていきます!

参考 バッテリーの駆動時間と耐用年数を最大限に延ばすApple公式サイト

最新のソフトウェアにアップデートする

ソフトウェアのアップデートでは、バッテリーの節電技術、充電や電源管理についても改善されている事があります。

macOSのアップデートによって、バッテリーの寿命により良い影響を与えるでしょう。

一概には言えませんが、、、Appleはそう説明しています。

極端な周囲温度を避ける

Apple公式より

https://www.apple.com/jp/batteries/maximizing-performance/

MacBookなどの場合は10〜35℃の温度下で使用する事が大切で、かつ16〜22℃の間がもっとも最適な温度だそうです。

だいたい、人間が快適な温度ぐらいがMacBookにとっても良い環境みたいですね。

35℃以上の環境でMacBookを使用するとバッテリー容量に回復不能(!)なダメージを与えます。

高温下では、使用せず保管するだけでもバッテリーは深刻なダメージを受ける可能性があるみたいですよ。

ちょっとビビってしまいますが、自分が快適に感じる温度の場所で使用すればとりあえず問題なさそうですね。

充電中はケースを外す

充電中にMacBook本体が極端に熱くなると、バッテリー容量に影響を与える事があるようです。

これは、先ほどの「極端な周囲温度を避ける」のと同じ意味で、熱すぎるのがバッテリーには過酷なのですね。

もちろん精密機器であるMacBook本体にもダメージがあるかもしれませんので、充電中は熱くなりすぎる事を避けるためケースは外しましょう。

公式には「特定の種類のケースを外す」とありますが、充電中にMacBookを触ってみて熱くなりすぎているようだったら、心配するよりすぐケースを外してしまった方が安心ですね。

長期保管時はバッテリー残量を50%に

もしもMacを使用せずに数ヶ月などの長期間保管したい場合は、バッテリー残量が100%でも0%でも良くありません。

バッテリー残量が100%のまま電源を切って長期間保管すると、バッテリー容量が部分的に失われてしまう可能性があります。

その反対に、残量が0%になるまで使い切ってから長期保管すると、その後バッテリーを充電しても充電状態を保てなくなるかもしれません。

また、50%にして保管していても長期間の保管になると少しずつバッテリーが放電していきます。

そのため6ヶ月以上の長期保管の場合は、その6ヶ月ごとに50%まで充電し直してから再保管するようにしましょう。

3つの寿命を伸ばす方法について確かめてみた

公式の説明を受けた後、改めてAppleサポートの方にネットで良く見る3つの寿命長持ち方法について質問してみました。

「月に1回は、バッテリー残量をゼロにした方が良い」説

バッテリー残量が多く残ったまま充電することを繰り返しているとバッテリーのトータルの容量が減ってしまうので、月1回はバッテリーを完全に使い切った方がいいという情報です。

様々な充電式バッテリーを使用したことがある方なら、これは気になるところですよね。

昔ながらの充電式バッテリーを考えれば、これは容易に想像できることですから。

Appleの回答:Macのバッテリー管理は優秀なので問題ない

これについては「現在のMacBookシリーズに搭載されているリチウムポリマーバッテリーでは考える必要はない」との事でした。

バッテリーの質自体が大幅に向上していることはもちろんですが、充電・放電(バッテリーの使用)の管理についてもMacは高度な処理を行っているため、一般の人が気にするほどのことはないようです。

昔はよくニッカド電池を放電しきるまで使ってから充電していたものですが、いい時代になりました。

「残量80〜20%の間で使うのが良い」説

バッテリー残量が多すぎても少なすぎても良くなく、80%から20%の間で使用するのがもっとも良いという情報です。

この間で使うと、バッテリーの自体の消耗も抑えられてパフォーマンスが高い、ということらしいのですが、、、

これだけを目にすると、確かに満杯よりも8分目ぐらいからの方が力が出そうな気がしてきます。

また、バッテリーを使い切るぐらいまで消費するのも劣化の原因になる、というのも感覚的になんだか納得してしまいました。

Appleの回答:残量は気にしなくて良い

Macの場合は気にしなくていいのです!

たとえ90%だろうが10%だろうがバッテリーの寿命としては心配無用。

感覚的に考えると少し変な感じですが、もう単純に100%から1%まで均等に消耗されて同じパフォーマンスを発揮してくれると考えていいみたいですね。

もちろん細かな差があったり、ガンガンMacを使用しているときにいきなり0%になって電源が落ちるのはダメかもしれませんが、普通に使用している分には気にすることは無いようです。

「フル充電したらコンセントを外さないといけない」説

「100%まで充電したら、コンセントから外さないといけない」

これもかなりよく目にしますよね。

もちろん理由は「満充電なのにさらに充電が続いてMacとバッテリーに負荷がかかる」です。

これも思わず納得してしまいそうですが、やはりAppleの答えは違いました。

Appleの回答:コンセントを繋いだままでOK

満充電されたバッテリーにはそれ以上給電されず、100%充電された後はACアダプタからの給電で駆動するそうです。

「ちょっとぐらいバッテリーの方にも電気が流れて、負荷がかかってるんじゃ無いの?」と考えてしまいますが、それは無い、との回答をもらいました。

実際にバッテリーがフル充電された後は、コンセントに繋いだACアダプタからの給電で駆動する仕組みになっています。

詳しいことは割愛しますが、そのあたりの電源管理も高度に行われているそうです。

 

100%充電後もACアダプタを繋いだ状態で、Macの画面右上に表示されているバッテリーのアイコンをクリックすると「電源:電源アダプタ」となっているのが確認できます。

この状態では、Macの動作に使われている電気は電源アダプタから供給されていて、バッテリーは消費もされていなければ負荷もかかっていない状態なんですね。

コンセントに繋げられるタイミングでは、いつでも繋いでいて良さそうです。

まとめ

いかがでしたか?

いわゆる「充電式電池」を使用したことがある方や慣れ親しんでいる方には不思議な感じのする結果かもしれませんね。

私も「本当かなあ?」と疑心暗鬼になってしまいましたが、Apple公式のサポートでの説明なので安心して良さそうです。

バッテリーの消耗を気にしすぎるよりも、思いっきりMacを使い倒して楽しむことの方が大事そうですね!

MacBookのバッテリーを節約して長持ちさせる3つの方法

1 Comment

藤井則久

MacbookAirのバッテリー交換して長持ちさせたいので、検索してこちらのページを見つけました。
インターネットには、古かったり根拠が不明で技術的に見ても怪しい情報があふれてますが、だんご丸さんの情報は、とても正確で参考になりました。

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