Macで文章を書いたりする方はたくさんいると思いますが、より効率的に文字入力をするためにはショートカットキーを積極的に活用する事が重要ですよね。
トラックパッドも素晴らしいのですが、文字入力に限っては、いちいち手をトラックパッドに移動させるよりも、ショートカットキーを駆使した方がより効率的に作業できるはず。
中でも今回は、文章作成で使えるショートカットとして、1行まとめて選択したり削除する方法をご紹介します。
「command+α」で使える簡単なものばかりですので、知らない方はぜひ使ってみてください。
Contents
文章1行を選択するショートカット
文章を書いている時、1行をまとめて選択するためのショートカットです。
矢印キーの組み合わせによって選択箇所が異なり、
- →(右):カーソルがある行で、カーソルより先のテキストを選択
- ←(左):カーソルがある行で、カーソルより手前のテキストを選択
となります。
command+shiftを押したまま右、左と続けて矢印キーを押すと、カーソルのある1行全てを選択できますよ。
選択した文章を、まとめてコピーしたり書体を変更したりと便利に使えます。
また上下の矢印キーでは、
- ↑(上):カーソルがある箇所から手前側全てのテキストを選択
- ↓(下):カーソルがある箇所から先全てのテキストを選択
となります。
もちろん、1行またはカーソルの前・後ろの文章を選択した後に削除することもできるのですが、それならもっと手っ取り早くできる方法がありますよ。
カーソルの位置から左の文章を削除するショートカット
カーソルがある1行で、カーソルの左側をまとめて削除できます。
これを使えば、カーソルを合わせてdeleteキーを連打して削除、なんて必要もありません。
作業はもちろん捗るし、deleteキー連打の削除をやるより見た目もスマートに見えるしでいい事づくめです。
ただ、これだとカーソルの左側しか消せませんよね。
まとめて1行削除するために、いちいち矢印キーでカーソルを行末に持って行ったりしていたら効率が悪い、、、
でも大丈夫。カーソルも一発で行末に持っていく事ができますよ。
カーソルを先頭や末尾に移動するショートカット
テキスト入力中に、文章の途中にあるカーソルを一発で行や段落の端まで移動させるショートカットです。
カーソルを先頭に移動
- ←(左):カーソルがある行の先頭に移動
- →(右):カーソルがある行の末末に移動
カーソルを先頭に動かすなら「command + ←」になりますね。
このショートカットを使ってカーソルを行末に動かした後、先ほどの「command+delete」を使えば、1行まとめて削除できます。
また、commandキーと組み合わせる矢印キーを上下にすると、
- ↑(上):文頭に移動
- ↓(下):文末に移動
となります。
カーソルを段落の先頭に移動
文頭までは飛ばずに段落の先頭まで移動できるショートカットは
です。
カーソルを段落の末尾に移動
こちらは先程と逆で、文末ではなく段落の末尾に移動するショートカットです。
これもcommandではなくcontrolキーになりますので注意しましょう。
紹介したショートカットの一覧
今回紹介したショートカットキーを一覧にしてみました。
1行をまとめて選択 | Command + Shift + 左右の矢印キー |
カーソルがある箇所から手前、もしくは先の全てのテキストを選択 | Command + Shift + 上下の矢印キー |
1行の中のカーソルから手前を全て削除 | Command + Delete |
1行の先頭・末尾へカーソルを移動 | command + 左右の矢印キー |
文頭・文末へカーソルを移動 | command + 上下の矢印キー |
カーソルを段落の先頭に移動 | control + A |
カーソルを段落の末尾に移動 | control + E |
まとめ
ショートカットを使えば、普通の文字入力作業でさえ、かなり効率よくなる事がわかりますよね。
文字入力中に使用できるショートカットは他にもいろいろありますが、今回ご紹介したのは本当に簡単ですぐ使えるものばかりだと思います。
これらを使うと使わないではだいぶ違いますので、ぜひ試してみてくださいね。
Macの便利なキーボードショートカット一覧
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